松阪元気人-石井書店-

 松阪市と明和町で書店、塾、パソコン・そろばん教室を経営する石井さん。「顧客の立場に立つこと」「損得じゃなく、何が自然で不自然かを根拠に見極めること」「なるべく自然体で生きること」をモットーにしている。

 1957(昭和32)年に結婚後、平生町で書店を始め、65(同40)年には株式会社化し社長に就任。鎌田町と明和町にも出店と、本が一番売れた時代だった。駅前への出店を目指していたが、車社会となりつつあった時代を見極め、当時この辺りにはまだ無かった駐車場付きの郊外型店舗の出店を決める。

 「当時の駅部田町はまだ田んぼが多かった。住宅も少ないのに何であんなところに店を出すのか、と周りに思われたかも」と笑うが、人生の大きな懸けだった。 約80坪の広い郊外型書店は三重県で始めて。予想を大きく上回る人気店となった。

 しかしバブル経済崩壊後、大型店が進出して小さな書店は軒並み減少。さらに電子書籍の浸透やスーパー、コンビニでも本が買えるようになって、大型店も減っていく。86(同61)年の国内書店数1万2935店舗をピークに、現在全国で3200店、三重県内は50店舗まで落ち込んだ。「出版業界全体は縮小傾向だけど、児童書だけは落ち込んでいない。子どもたちは紙の本を手にとって読んでいる」と児童書に力を注ぐ。社長の役職は5年前、息子に譲ったが、85歳の今も背筋もピンとして店に立つ。「人生は面白い。昭和1桁生まれの人は、戦争の大変な時期や、いい時もあれば悪い時もあったけど、戦後はずっと平和。幸せだと思う。感謝だな」

 時間があればゴルフに行ったり、月に数回、志摩のリゾートマンションへ行ってカラオケと温泉、食事を楽しむことが楽しみで、ストレス解消法になっている。おはこは「いい日旅立ち」。

 

-YOUまつさか2018年6月号掲載-

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